あ‐うん【阿吽/阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》 1 梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、...
あうん‐の‐こきゅう【阿吽の呼吸】
二人以上で一緒に物事を行うときの、互いの微妙な気持ち。また、それが一致すること。
あえ【和え/韲え】
あえたもの。あえもの。「なすのごま—」
あえ【饗】
ごちそう。供応。「御—を奉りき」〈播磨風土記〉
あえか
[形動][文][ナリ] 1 か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。「まだいと—なる程もうしろめたきに」〈源・藤裏葉〉 2 光や音など自然のものや、夢・希望などが、はかなげで美しいさま。「...
あえぎ【喘ぎ】
1 あえぐこと。また、あえぐ声。 2 喘息(ぜんそく)。〈和名抄〉
あえぎ‐あえぎ【喘ぎ喘ぎ】
[副]《動詞「あえぐ」の連用形を重ねたもの》苦しそうに息を切らしているさま。「敵に追われて—走る」
あえぎ‐ごえ【喘ぎ声】
苦しそうに息をする際に漏れ出る声。
あえ・ぐ【喘ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「あえく」》 1 苦しそうに、せわしく呼吸する。息を切らす。「急な坂を—・ぎながら登る」 2 重圧や貧困などに苦しみ悩む。「不況に—・ぐ」
あえくに‐じんじゃ【敢国神社】
三重県伊賀市にある神社。祭神は敢国津神(あえのくにつかみ)。伊賀国一の宮。