手(て)に負(お)え◦ない
自分の力では扱いきれない。手に余る。「—◦ないいたずらっ子」
手(て)を抜(ぬ)・く
必要な手間を省く。仕事などをいいかげんにする。「—・いた工事」
天狗(てんぐ)にな・る
いい気になって自慢する。得意になる。うぬぼれる。「少しほめると、すぐ—・る」
てんごう
[名・形動]ふざけること。また、そのさま。いたずら。冗談。「—を言う」「—な手形を書き、無筆の母御を宥(なだ)めしが」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]語源未詳。「癲狂(てんごう)」からともいい、「転...
とも‐かく
[副] 1 とにかく。ともかくも。「うまくいくかどうか、—やってみよう」 2 (「…はともかく」の形で)…は別として。…はさておき。「交通の便は—、閑静でいい」 [補説]「兎も角」とも当てて書く。
と‐し‐て
[連語]《格助詞または断定の助動詞「たり」の連用形「と」に、サ変動詞「す」の連用形「し」、接続助詞「て」の付いたもの》 1 …の資格で。…の立場で。「公人—発言する」「親—当然のことをしたまでだ...
とじた‐うちゅう【閉じた宇宙】
膨張宇宙論において、宇宙はビッグバン以降膨張を続けているが、宇宙の平均密度がある臨界密度より大きい場合はやがて収縮に転ずる。このような宇宙を閉じた宇宙といい、その曲率は正となる。現時点の観測事実...
としとく‐じん【歳徳神】
陰陽道(おんようどう)でその年の福徳をつかさどるとされる神。この神のいる方角を、明きの方(かた)・恵方(えほう)といい、万事に吉という。年によって方角が違う。年神(としがみ)。《季 新年》「あば...
とけい‐ほど【時計歩度】
時計の進みまたは遅れの度合い。1日当たりの進み遅れを日差、1か月当たりの進み遅れを月差といい、いずれも誤差を積算した値で表される。
とこ‐ばなれ【床離れ】
[名](スル) 1 目がさめて寝床から起き出ること。起床。「—がいい」 2 夫婦が共寝をしなくなること。愛情がさめ離婚状態になること。〈和英語林集成〉 3 病気が治って床から離れること。「半年ぶ...