いけやせき‐すいせい【池谷関彗星】
昭和40年(1965)9月、日本の池谷薫と関勉が互いに独立して発見した彗星。同年10月に近日点を通過した際には満月より明るくなり、20世紀有数の大彗星になった。近日点通過の直前に核が分裂し、その...
い・ける
[動カ下一]《行くことができる意から》 1 相当にうまくできる。「歌だけでなく、踊りも—・ける」 2 相当の量の酒が飲める。「なかなか—・ける口だ」 3 飲食物の味がよく、おいしい。いただける。...
い・ける【生ける/活ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生きる」に対して「生かす」の意。花などを生かしておくというところから》 1 眺めて楽しむために花や枝などを形を整えて花器や瓶に挿す。「菊を—・ける」 2 草...
い・ける【埋ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生ける」と同語源》 1 炭火を灰の中にうめる。また、炭火を火鉢などの灰の上に整えて置く。「火を灰に—・ける」「火鉢に炭を—・ける」 2 ものを土の中にうめる...
いけ‐る【生ける】
[連語]《動詞「い(生)く」(四段)の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》生きている。「生きとし—もの」 [補説]現代語では「生けるがごとく」のような文語表現や連体詞のように用いることが多い。
いけ‐る‐かぎり【生ける限り】
[連語]生きている間。一生。生涯。「なほ—の志をだに失ひ果てじ」〈源・鈴虫〉
いけるしかばね【生ける屍】
《原題、(ロシア)Zhivoy trup》レフ=トルストイの戯曲。1900年作。裁判事件を題材に、当時のロシア社会を批判的に描く。
いけ‐る‐しかばね【生ける屍】
[連語]肉体的に生きているだけで、精神的には死んだも同然の人。 [補説]戯曲名別項。→生ける屍
いけるにんぎょう【生ける人形】
片岡鉄兵の小説。昭和3年(1928)発表。昭和4年(1929)、内田吐夢監督によりサイレント映画化。
い‐けん【威権】
相手にこちらの意思を押しつけて従わせる力。威力と権力。