いざなみ‐けいき【伊弉冉景気】
⇒だらだら陽炎(かげろう)景気
いざなみ‐の‐みこと【伊弉冉尊/伊邪那美命】
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と結婚し、国生みと神生みを行った女神。火神を生んで死に、黄泉国(よもつくに)を支配する黄泉大神となった。
い‐ざま【居様】
座っているようす。いずまい。
いざ‐や
[感]《「や」は間投助詞》誘いかけるときに用いる語。さあ。いざ。「信頼、義朝おつるなり。—とどめん」〈平治・中〉
イザヤ‐しょ【イザヤ書】
旧約聖書の預言書の一。全66章。イザヤの預言集の形をとるが、40章以降は、複数の無名の預言者の言葉とされる。「主の僕(しもべ)の歌」は、メシア預言として有名。
いざよい【十六夜/猶予】
《動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」》 1 (十六夜) ㋐十六夜の月のこと。《季 秋》「—もまだ更科の郡(こほり)かな/芭蕉」 ㋑陰暦16日。また、その夜。 2 (猶予)進もうとし...
いざよい【十六夜】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「梅柳中宵月(うめやなぎなかもよいづき)」。河竹黙阿弥作詞、清元お葉作曲。安政6年(1859)江戸市村座初演。「小袖曽我薊色縫(こそでそがあざみのいろぬい)」の中で、十六...
いざよいせいしん【十六夜清心】
歌舞伎狂言「小袖曽我薊色縫(こそでそがあざみのいろぬい)」の通称。
いざよいにっき【十六夜日記】
鎌倉中期の紀行。1巻。阿仏尼(あぶつに)著。実子藤原為相(ためすけ)と継子為氏(ためうじ)との領地相続争いの訴訟のために、弘安2年(1279)、京都から鎌倉へ下った時の旅日記と鎌倉滞在中の記録。...
いざよい‐の‐つき【十六夜の月】
陰暦十六夜の月。満月の翌晩は月の出がやや遅くなるのを、月がためらっていると見立てたもの。《季 秋》「—や蒔絵(まきゑ)のしづみたる/越人」