いと‐の‐くつ【糸の鞋】
「糸鞋(しがい)」に同じ。
いと‐の‐くに【伊都国】
弥生時代、九州北部にあったという国。邪馬台国(やまたいこく)に従属。中国大陸・朝鮮半島との往来の中継地であったといわれる。伊都。
いと‐のこ【糸鋸】
透かし抜きや曲線に切るときに使う、薄くて細い刃ののこぎり。
いとのせいいき【絃の聖域】
栗本薫の長編推理小説。昭和55年(1980)刊。翌昭和56年(1981)、第2回吉川英治文学新人賞を受賞。探偵の伊集院大介を主人公とする推理小説シリーズ第1作。
いとはっくつ【異都発掘】
荒俣宏の著作。副題「新東京物語」。失われつつある遺物を手がかりに、軍事、風水などさまざまな切り口から東京の都市の記憶を辿る。昭和62年(1987)刊行。
いと‐はん
《「はん」は「さん」の音変化》(関西地方で)お嬢さん。いとさん。
いと‐ばな【糸花】
練り絹の糸を結んで作った花。挿頭(かざし)花・薬玉(くすだま)などに用いた。結び花。花結び。
いと‐ひおどし【糸緋威】
鎧(よろい)の、緋色の組糸による威(おどし)。紅糸威。
いと‐ひき【糸引き】
1 糸を引き伸ばすこと。糸を引き伸ばしたようになること。「—納豆」 2 「糸取り1」に同じ。 3 他の人を操って行動させること。また、その人。 4 仏を拝むときに、その指先から糸のようなものが現...
いとひき‐あじ【糸引鰺】
アジ科の海水魚。全長約90センチ。体はひし形で側扁し、銀白色。幼魚および若魚では背びれ・しりびれ前部の軟条各数本が糸状に伸び、体長の2倍以上になる。熱帯系で、日本中部以南には全長20センチくらい...