つるわれ‐びょう【蔓割(れ)病】
キュウリ・スイカ・メロンなどのウリ科の植物やサツマイモなどの病気。フザリウム属の真菌が根から侵入し、導管を通って上部に広がる。下葉が枯れ、茎が割れ、やがて枯死する。
つつしみ【慎み/謹み】
1 慎むこと。控えめに振る舞うこと。「—のない人だ」「—を忘れた行為」 2 江戸時代、武士や僧侶に科した刑罰の一。家の内に籠居(ろうきょ)して外出することを許さないもの。謹慎。 3 物忌み。斎戒...
つつい‐づつ【筒井筒】
1 筒井をかこむ、わく。 2 《伊勢物語・二三の「筒井つの井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹(いも)見ざるまに」の歌から》幼ともだち。幼なじみ。「—の昔しもふるけれど、振わけ髪のおさなだちよ...
中流(ちゅうりゅう)に舟(ふね)を失(うしな)えば一壺(いっこ)も千金(せんきん)
《「鶡冠子」学問から》川のまんなかで舟を失った者にとっては、壺(つぼ)のようなものでも、浮き袋の代用として千金のねうちがある。つまらないものでも時と場合によっては、大きな価値をもつことがあるとい...
ちりとり‐ごし【塵取り輿】
腰輿(たごし)の簡略なもの。高欄だけで屋形のないもの。塵取り。
ちん【鎮】
1 重いものでおさえること。また、そのもの。おもし。 2 奈良・平安初期、寺務を統轄した僧職。三綱(さんごう)の上位で、大・中・少の別があった。 3 中国で、 ㋐北魏以降、軍団を駐屯させた軍事・...
ちり‐ひじ【塵泥】
1 ちりと、どろ。「高き山も麓の—よりなりて」〈古今・仮名序〉 2 とるにたりないもの。「かかる聞えあらば、兵衛が身は何の—にかならむ」〈宇津保・藤原の君〉
ちん‐しゅう【珍襲】
[名](スル)珍しいものとして大切にしまっておくこと。珍蔵。「長持の底深く—して」〈花袋・生〉
ちら‐ちら
[副](スル) 1 小さいものが飛び散るさま。「雪が—(と)舞いはじめる」 2 小さい光が強まったり弱まったり、また、細かく揺れ動いたりするさま。「漁(いさ)り火が—する」「画面が—する」 3 ...
ちん‐ぞう【珍蔵】
[名](スル)珍しいものとして、大切にしまっておくこと。「古筆を—する」