ごか‐ぼう【五家宝/五荷棒】
蒸したもち米をのして細かくきざみ、乾燥させて砂糖と水飴(みずあめ)とで固めて棒状にし、きな粉を水飴で練ったものを巻いた菓子。享保年間(1716〜1736)上州五箇村の人が始めたといわれ、現在は埼...
こきん‐おおばん【古金大判】
甲斐で天正年間(1573〜1592)以前に鋳造されたといわれる大判。
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
ごこまち‐どおり【御幸町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の五条通りに至る。全長約2.4キロ。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。
こく‐もち【石持/黒餅】
1 紋所の名。黒い円形で中に文様のないもの。もと矢口の祭りの黒餅をかたどったものといわれる。 2 定紋をつけるべき所を白抜きにして染め、あとでその中に紋を描き込むことができるようにしたもの。また...
こくさい‐しほうさいばんしょ【国際司法裁判所】
国際連合の主要な司法機関。総会および安全保障理事会で選出される15名の裁判官で構成される。国際連盟の常設国際司法裁判所の後身で、国際間の法的紛争を裁判するほか、法律問題について勧告的意見を与える...
こ‐きんらん【古金襴】
近世初期に中国から渡来したといわれる金襴。古渡り金襴。
こくご【国語】
中国の歴史書。21巻。左丘明の著といわれるが未詳。春秋時代を中心とする周・魯(ろ)・斉・晋・鄭(てい)・楚(そ)・呉・越の各国別の記録。「春秋左氏伝」と並び称された。春秋外伝。
クラン‐モスク
《Matsayit Klang》タイ南部、マレー半島東岸の都市パタニーにあるイスラム寺院。1960年代に建造。明るい緑色のドームをもつ伝統的な建築様式を採用。同国で2番目に大きなモスクであり、南...
こぶん‐しょうしょ【古文尚書】
隷書以前の蝌蚪(かと)文字(古文)で書かれた尚書(書経)。前漢の景帝のとき、孔子の旧宅の壁の中から発見され、武帝のとき、孔安国が解読したと伝えられるが、現在では偽書といわれている。→今文(きんぶ...