うきは
福岡県南東部、筑後川が筑紫平野に流れ込む所にある市。イチゴ・モモ・カキなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)3月に吉井町と浮羽町が合併して成立。人口3.2万(2010)。
うき‐は【浮(き)葉】
水面に浮いている葉。特に、初夏、ハスの根茎から出た若葉。《季 夏》「堰守(せきもり)の篝火あかき—かな/楸邨」
うき‐はえなわ【浮き延縄】
浮標をつけて海中に漂わせた延縄。海の上層を遊泳するマグロ・サバ・サヨリなどを漁獲する。
うき‐はし【浮(き)橋】
水上にいかだや多くの舟を浮かべ、その上に板を渡した橋。舟橋(ふなばし)。
うきは‐し【うきは市】
⇒うきは
うき‐ばかり【浮き秤】
目盛りをつけたガラス管の下部を球形にし、その中におもりを封じ込んで、垂直に浮くようにした液体用比重計。測定する液体中に入れ、沈んだ深さから比重を知る。ふひょう。
うき‐ひと【憂き人】
自分につらい思いをさせる人。つれない人。多く、恋人・妻などにいう。「天の戸をおしあけがたの月見れば—しもぞ恋しかりける」〈新古今・恋四〉
うき‐びしゃ【浮(き)飛車】
将棋で、飛車先の歩(ふ)を進め、飛車が定位置から2間(けん)上に出た形。序盤の攻撃の構えの一。
うき‐ふし【憂き節】
つらいこと。悲しいこと。「節」を「竹の節」に掛けていうことが多い。「世に経れば言の葉しげき呉竹(くれたけ)の—ごとに鶯(うぐひす)ぞ鳴く」〈古今・雑下〉
うき‐ふね【浮(き)舟】
水面に浮かんでいる小舟。頼りないことにたとえることが多い。 [補説]作品名別項。→浮舟