牛(うし)は嘶(いなな)き馬(うま)は哮(ほ)え
物事の逆さまなことのたとえ。石が流れて木の葉が沈む。
牛(うし)は牛連(うしづ)れ馬(うま)は馬連(うまづ)れ
同類は自然と集まりやすいことのたとえ。また、似た者どうしが集まると、調和がとれてうまくいくことのたとえ。
うし‐は・く【領く】
[動カ四]《「主(うし)」として領有する意から》領地として治める。支配する。「汝(いまし)が—・ける葦原の中つ国は、我が御子の知らす国ぞ」〈記・上〉
うし‐はこべ【牛繁縷】
《「牛」は大きい意》ナデシコ科の越年草・多年草。田野や道端に生え、高さ約50センチ。茎は赤みを帯びる。葉は卵形で先がとがり、対生。初夏、白い5弁花をつける。《季 春》
牛(うし)は願(ねが)いから鼻(はな)を通(とお)す
自分から望んで苦しみや災いを受けることのたとえ。牛と芥子(からし)は願いから鼻を通す。
うし‐ばえ【牛蠅】
双翅(そうし)目ウシバエ科のハエ。体長約1.5センチ、黒色で胸部に4本の縦線がある。幼虫は牛の皮下に潜入して寄生する。《季 夏》
うし‐ばくろう【牛博労】
牛のよしあしを見分けたり、牛の売買を業としたりする人。「我ら親類あまた御ざあるが、何(いづれ)も色々の商売を仕るに、某(それがし)ばかり—を致すと申して」〈虎明狂・牛博労〉
うし‐ばり【牛梁】
日本民家で、桁行(けたゆき)方向に入れた太い梁。柱上に渡し、小屋梁を中間で支える。うし。牛曳(うしひき)。牛曳梁。
うしぶか【牛深】
熊本県、天草下島(あまくさしもじま)南端にあった市。平成18年(2006)3月、周辺9市町と合併して天草市となる。→天草
うしぶか‐し【牛深市】
⇒牛深