うす‐がき【薄柿】
柿渋で染めた薄い赤茶色。薄柿色。また、その色をした帷子(かたびら)。「川風や—着たる夕涼み/芭蕉」〈卯辰集〉
うす‐がき【薄書(き)】
薄い墨で書くこと。また、書いたもの。香典の上書きなどに用いる。薄墨。
うす‐がすみ【薄霞】
薄くかかった霞。《季 春》「春なれや名もなき山の—/芭蕉」
うす‐がす・む【薄霞む】
[動マ五(四)]わずかに霞がかかる。「海のあなたに—・む、山は上総(かずさ)か房州か」〈大和田建樹・鉄道唱歌〉
うすがた‐テレビ【薄型テレビ】
液晶パネル、プラズマディスプレーパネル、有機ELディスプレーパネルなどを使ったテレビ。ブラウン管型に比べて極めて薄い。大型画面も可能。
うす‐がね【薄金】
1 薄い金属。 2 薄い鉄札(てつざね)で仕立てた鎧(よろい)。源氏八領の鎧の一つが有名。
うす‐がみ【薄紙】
ごく薄手の紙。→薄様(うすよう)
薄紙(うすがみ)を剝(は)ぐよう
悪い状態、特に病気が少しずつよくなっていくようす。「—に顔色がよくなる」