うち‐まいり【内参り】
1 宮中へ参上すること。参内(さんだい)。「右大将のぬし、五節(ごせち)いだし給ひて、—の夜」〈延宝版宇津保・嵯峨院〉 2 「入内(じゅだい)」に同じ。「かく—や何やと我が方ざまをのみ思ひ急ぐや...
うち‐まか・す【打(ち)任す】
[動サ五(四)]すっかり任せる。任せきる。「何もかも—・して倚(よ)りすがりたい憧れ」〈有島・星座〉 [動サ下二] 1 に同じ。「衣紋を直すも、褄を揃うるも、皆他(ひと)の手に—・せつ」〈...
うち‐まか・す【打(ち)負かす】
[動サ五(四)] 1 打って負かす。特に野球などで、打撃力で相手を破る。「昨年の優勝校を—・す」 2 すっかり負かす。完全にやっつける。「議論では徹底的に—・された」 [可能]うちまかせる
うち‐まき【内巻(き)】
髪の毛先を内側に巻き込むこと。また、その髪形。
うち‐まき【打ち撒き】
1 魔よけのために米をまき散らすこと。また、その米。散米(さんまい)。花米(はなしね)。「—し散らしなどして、みだりがはしきに」〈源・横笛〉 2 神前に供える米。「御幣紙(ごへいがみ)、—の米程...
うち‐まぎ・る【打ち紛る】
[動ラ下二] 1 他のものにまじって目立たなくなる。「この人の御様の、なのめに—・れたるほどならば」〈源・総角〉 2 他の事に気をとられていやなことを一時忘れる。「はかなきことにても、もの思はし...
うち‐まく【内幕】
1 内側に張る幕。特に、陣所で外幕(とまく)の内側に張った幕。半幕。小幕(こまく)。 2 外からは見えない内輪の事情。内情。内実。「政界の—を暴く」「—をさらけ出す」
うち‐まく・る【打ち捲る】
[動ラ五(四)](「撃ち捲る」とも書く)続けざまに盛んにうつ。「ヒットを—・る」「機関銃を—・る」
うち‐まご【内孫】
自分の跡取りになる夫婦から生まれた子供。ないそん。⇔外孫(そとまご)。
うち‐また【内股】
1 足のももの内側。うちもも。 2 つま先を内側に向けて歩く歩き方。⇔外股。 3 柔道で、一方の足を相手の内股に掛けて大きく払い上げて投げる技。