しん‐たい【進退】
[名](スル)《古くは「しんだい」とも》 1 進むことと退くこと。動くこと。「常人の情は兎角世の風潮に従いて—する者にて」〈西村茂樹・日本道徳論〉 2 身を動かすこと。立ち居振る舞い。「挙止—」...
しんごん‐しんとう【真言神道】
真言密教の教義に組み入れて解釈した神道。天照大神(あまてらすおおみかみ)は胎蔵界大日如来であり、豊受大神は金剛界大日如来であるとする。→両部(りょうぶ)神道
すじ‐がね【筋金】
1 補強のために貼りつける細長い金属。 2 歌舞伎で、荒事の武者が使用する、筋金1を打った籠手(こて)・脛当(すねあて)を表したもの。古くは金銀糸の縫いとりをした筒袖の襦袢(ジュバン)を厚綿物の...
すずめ‐がた【雀形】
1 雀が翼を広げた形を丸く描いて図案化したもの。ふすま・屏風(びょうぶ)などに用いる。 2 《裏絵に1が多く用いられたところから》屏風の異称。「—たたいて雪の注進し」〈柳多留・初〉
ぞう‐ざい【贓罪】
「贓物罪(ぞうぶつざい)」に同じ。→盗品譲受け等罪
ぞう‐ひん【贓品】
「贓物(ぞうぶつ)」に同じ。
しら‐ふじょう【しら不浄】
《「しら」は産屋(うぶや)のこと》沖縄・奄美(あまみ)群島で、出産の忌みのこと。
だい‐じょうふ【大丈夫】
《「だいじょうぶ」とも》りっぱな男子。ますらお。偉丈夫。「豪放な—」
だいじょう‐じ【大乗寺】
石川県金沢市長坂町にある曹洞宗の寺。山号は東香山。弘長3年(1263)に加賀守護家の富樫家尚(いえひさ)の招きで真言宗の澄海が開創。のちに曹洞宗に転じ徹通義介(てっつうぎかい)が開山。
兵庫...
だい‐てん【大篆】
漢字の書体の一。金文(きんぶん)から派生した複雑な書体。籀書(ちゅうしょ)。籀文(ちゅうぶん)。→篆書