うみやまのあいだ【海やまのあひだ】
釈迢空(しゃくちょうくう)(折口信夫)の自撰歌集。大正14年(1925)刊。明治37年(1904)頃から大正14年(1925)までの作品を収める。
うみやめ‐ぼし【うみやめ星】
二十八宿の一、危宿(きしゅく)の和名。→危(き)
うみゆかば【海行かば】
旧日本海軍儀式歌。歌詞は大伴家持(おおとものやかもち)の長歌(万・四〇九四)からとったもの。東儀季芳(とうぎすえよし)作曲と信時潔(のぶとききよし)作曲との2種があるが、後者が有名。
うみ‐ゆり【海百合】
ウミユリ綱ウミユリ目の棘皮(きょくひ)動物の総称。放射状に伸びた羽状の腕をもつ冠状部と、それを支える長い茎からなり、深海底に着生。外見がユリを思わせる。日本近海にトリノアシなどがある。ウミユリ綱...
うみ‐りんご【海林檎】
古生代のオルドビス紀からデボン紀にかけて繁栄したウミリンゴ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。球形・卵形をし、短い柄で海底に付着。
うみをかんじるとき【海を感じる時】
中沢けいの短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和53年(1978)、第21回群像新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。作品集も同年刊行。映画化作品もある。
うみをこえたものたち【海を越えた者たち】
笹倉明の小説。昭和55年(1980)、第4回すばる文学賞で佳作となった、著者のデビュー作。
膿(うみ)を出(だ)・す
企業や業界など、組織に蓄積した弊害を取り除き、あるべき状態に戻す。「政界の—・す」
うみをみたことがなかったしょうねん【海を見たことがなかった少年】
《原題、(フランス)Celui qui n'avait jamais vu la mer》ル=クレジオの短編小説。1978年刊行の短編集「モンドその他の物語」に収録。
うみをみにいく【海をみに行く】
石坂洋次郎の処女小説。昭和2年(1927)、雑誌「三田文学」2月号に掲載され注目を集めた。作者自身の生活をモチーフとしている。海を見に行く。