うら‐あわせ【裏合(わ)せ】
裏どうしを向き合わせること。また、そうなっているもの。背中合わせ。⇔面(おも)合わせ。
うら‐いた【裏板】
1 物の裏側に張ってある板。 2 屋根裏に張りつけた板。
うら‐いん【裏印】
1 実印の他の一方の端に彫った小印。多く代印に用いる。 2 「裏判」に同じ。
うら・う【占ふ】
[動ハ下二]うらなう。「乃ち時日を—・へて降(あまくだ)ります」〈神代紀・上〉
うら‐うえ【裏表】
1 裏と表が入れ替わること。あべこべ。反対。「其言葉とは—に」〈花袋・生〉 2 裏と表。「墨のいと黒う、薄く、くだり狭(せば)に、(紙ノ)—書き乱りたるを」〈枕・二九四〉 3 前後・左右・上下な...
うらうず‐がい【裏渦貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。殻高・殻径とも3センチくらい。殻は円錐形で、周辺から赤紫色の突起が出て歯車状に並ぶ。表面は灰白色。底面にうろこ状になった螺肋(らろく)がある。本州中部以南に分布。
うら‐うち【裏打ち】
[名](スル) 1 紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。「—のしてある古文書」「作業ズボンのひざを—する」 2 物事を別の面から確実にすること。裏づけ。「予測を事実...
うらうち‐がわ【浦内川】
沖縄県、西表(いりおもて)島中央部を流れる川。北東部にある同島最高峰古見(こみ)岳(標高469メートル)に源を発し、亜熱帯の密林をぬって北西流して浦内で東シナ海に注ぐ。長さ約19キロで島内最長の...
うらうち‐ひたたれ【裏打ち直垂】
裏をつけた袷(あわせ)の直垂。もっぱら武士が常用した。
うら‐うつり【裏移り】
1 先に印刷した紙面に、次に刷った紙のインクがついて汚れること。裏汚れ。 2 (「裏写り」とも書く)印刷した紙の裏面に文字や絵が透けて見えること。