うり‐わた・す【売(り)渡す】
[動サ五(四)] 1 自分の所有物を売って他の人に渡す。「父祖伝来の土地を—・す」 2 自分の利益のために、裏切って仲間を敵に渡す。「味方を—・す」
う‐りん【羽林】
近衛府の唐名。また、近衛中将・少将の唐名。
うりん‐いん【雲林院】
京都市北区紫野にあった天台宗の寺。はじめ、淳和(じゅんな)天皇の離宮で紫野院と称したが、のち、元慶寺別院となった。その後、臨済宗の大徳寺に属したが、廃寺。うんりんいん。うじい。
うりん‐け【羽林家】
公家(くげ)の家格の一。摂関家・清華家・大臣家に次ぐ格式で、近衛の少将・中将を経て、参議・中納言・大納言に上ることができた。滋野井・飛鳥井・四辻・高倉など二七家。