売(う)り代(しろ)な・す
物を売って金に換える。売り払う。しろなす。「連年の不作つづきに、田畑大方は—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
うりじょう‐か【瓜状果】
中果皮・内果皮が厚く、水分の多い多肉質の果実。スイカ・キュウリなど。瓠果(こか)。瓢果(ひょうか)。
うり‐すえ【売(り)据え/売り居え】
家などを造作付きで売ること。また、その家。「始めて五番町の—を二十九枚で買った」〈鴎外・安井夫人〉
うりずん
沖縄で、春分から梅雨入りまでの時季。旧暦の2月から3月ごろ。 [補説]「潤い初め」の変化したものか。
うりずん‐まめ【うりずん豆】
《「うりずん」は沖縄で春分から梅雨入りまでの時季》四角豆の別名。熱帯地域の原産で、日本では沖縄を中心に栽培される。
うり‐ぞめ【売(り)初め】
売りはじめること。初めて売ること。特に、新年の売りはじめ。初売り。初商い。《季 新年》「—や町内一の古暖簾(のれん)/虚子」
うり‐たた・く【売り叩く】
[動カ五(四)] 1 換金の必要から、損を承知で売る。「金策のために在庫品を—・く」 2 相場を下落させるために安い値で盛んに売る。「手持ち株を—・く」
うり‐たて【売(り)立て】
一定量の品物を一定期間に売ること。一般に競り売りや入札による。「所蔵美術品の—」
うり‐だか【売(り)高】
売った商品の数量。また、その金額の総計。売上高。
うり‐だし【売(り)出(し)】
1 売りはじめること。 2 新しい商品などを市場に出すこと。「新製品の—」 3 一定の期間に限って、商品を特別に安く、または景品をつけて売ること。「歳末の—」 4 知名度が高まっていくこと。また...