きょ‐せつ【虚説】
根拠のないうわさ。浮説。
きょ‐でん【虚伝】
根拠のないうわさや言い伝え。
きょ‐ぶん【虚聞】
1 事実無根のうわさ。虚説。「—に惑わされる」 2 実力の伴わない名声。虚名。
きょ‐めい【虚名】
1 実力以上の評判や名声。「—を博する」 2 事実とは違っている悪いうわさ。「事の子細を陳じ申さば、—遂に消えて」〈太平記・一四〉
くう‐げん【空言】
1 根拠のないうわさ。そらごと。「—に惑わされる」 2 実行の伴わない言葉。「—虚説の実際に施し難き事情を」〈織田訳・花柳春話〉
くち‐あそび【口遊び】
1 心に浮かぶことを独り言のように言うこと。「ただ仏の御ことをのみ、寝言にも—にもしつつ行ふ」〈宇津保・春日詣〉 2 むだ口。うわさ。悪口。「異戯(ことたはぶ)れ言(ごと)はのたまふとも、このか...
口(くち)が煩(うるさ)・い
1 いろいろと評判やうわさをする。「世間の—・い」 2 少しのことでも小言や意見をやかましく言う。口うるさい。「—・い年寄り」
くち‐コミ【口コミ】
うわさ・評判などを口伝えに広めること。「—で売れる」 [補説]マスコミをもじった語。1960年代の初めに使われだした。
くち‐さがな・い【口さがない】
[形][文]くちさがな・し[ク]他人のうわさや批評を無責任・無遠慮にするさま。「—・い世間の人々」
くち‐ずさみ【口遊み】
1 詩や歌などを、心に思い浮かぶまま軽く声に出すこと。 2 いつも愛唱される歌や言葉。「なかにも恋の歌は、いたく人の—にもし侍る」〈今鏡・六〉 3 うわさをすること。また、話の種。評判。「あはれ...