えい‐ゆ【贏輸】
「えいしゅ(贏輸)」の慣用読み。
えい‐ゆう【英雄】
1 才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。「—を気取る」「国民的—」 2 「英雄家(えいゆうけ)」の略。「花族も—も面(おもて)をむかへ肩をならぶる人なし」〈平家・一〉 [補説]...
えいゆう【英雄】
《原題、(イタリア)Sinfonia Eroica》ベートーベン作曲の交響曲第3番の通称。1804年完成。初め英雄ナポレオンに捧げようとしたところから、この名がある。エロイカ。
英雄(えいゆう)色(いろ)を好(この)む
英雄といわれる人は、すべてに精力的であるために女色を好む傾向も強い。
えいゆう‐け【英雄家】
清華家(せいがけ)の異称。
えいゆうこうしんきょく【英雄行進曲】
《原題、(フランス)Marche héroïque》サン=サーンスの管弦楽曲。1871年作曲。普仏戦争で戦死した友人に捧げられた作品。原曲は2台のピアノのための作品として作曲された。
えいゆう‐しゅぎ【英雄主義】
⇒ヒロイズム
えいゆう‐しんわ【英雄神話】
英雄の生い立ち・行跡(ぎょうせき)などを説いた神話。英雄譚(えいゆうたん)。
えいゆう‐すうはい【英雄崇拝】
英雄のすぐれた才能や武勇を褒めたたえ、尊ぶこと。
えいゆうでん【英雄伝】
古代ギリシャの伝記作家プルタルコスの著「対比列伝」の通称。政治家・軍人で似通った生涯の者をギリシャ人とローマ人から選んで1組とし、業績などを比較・論評したもの。23組46人と4人の独立伝記からなる。