えき‐でん【易田】
古代、土地がやせていて、1年おきにしか耕作できなかった田地。口分田として給される場合は、2倍の面積が与えられた。やくでん。
えき‐でん【駅田】
養老令で、駅の経費に充てるために、租税免除で国から支給された田。駅戸(えきこ)が耕作にあたった。大宝令では駅起田(えききでん)と称した。
えき‐でん【駅伝】
1 「駅伝競走」の略。 2 古代の駅制と伝馬(てんま)の制度。律令制では、唐の制度にならって、官吏のために駅には駅馬を備えて宿舎の便宜をはかり、郡家(ぐうけ)には伝馬を置いた。駅伝制。→駅制
えきでん‐きょうそう【駅伝競走】
数人で1チームを作り、一人が1区間を走って次の走者につなぎ、総所要時間で勝敗を決める長距離競走。