えだ‐ざし【枝挿(し)】
前年または今年生えた新しい枝をとって挿し木にすること。
えだ‐した【枝下】
樹木のいちばん下の枝から根元までの長さ。木の大きさを表すのにいう。
えだ‐しゃく【枝尺蛾】
シャクガ科エダシャク亜科のガの総称。幼虫は枝尺取とよぶ。
えだ‐しゃくとり【枝尺取】
エダシャクの幼虫。体は細長く、腹部に腹脚(ふっきゃく)がない。体を輪のように曲げて進み、指で寸法を測るのに似る。おどすと小枝に斜め直線状にとまり、枯れ枝に似せる。おぎむし。つえつきむし。寸取虫。...
えだ‐じろ【枝城】
本城の外に築かれた城。出城(でじろ)。根城(ねじろ)に対していう。
えだ‐ずみ【枝炭】
茶道で、ツツジ・クヌギの小枝を焼いて作った細い炭。火つきがよい。胡粉(ごふん)を塗ったものを白炭(しろずみ)、塗らないものを山色(やまいろ)という。横山炭。《季 冬》「—の白粉(おしろい)ぬりて...
え‐だち【役】
1 税の一種として公用の労働に従事すること。え。夫役(ぶやく)。 2 《人民が徴発されて戦争に従軍する意から》戦争。戦役。役(えき)。「新羅の—に由(よ)りて、天皇を葬ること得ず」〈仲哀紀〉
えだ‐ちょうし【枝調子】
雅楽の調子で、基本となる六調子に対して、主音が同一で音階の違うもの。壱越(いちこつ)調に対する沙陀(さだ)調、黄鐘(おうしき)調に対する水(すい)調などをいう。
え‐だ・つ【役つ】
[動タ四]夫役(ぶやく)を命じられて出る。「堤池に—・ちて百済池を作りき」〈記・中〉
えだ‐つき【枝付き】
1 枝の差し出ているようす。枝ぶり。 2 枝がついたままになっていること。また、そのもの。「—のミカン」 3 枝状のものがついていること。また、そのもの。「—燭台(しょくだい)」