エナメル‐せん【エナメル線】
エナメルワニスを焼き付けた細い銅線。絶縁、耐熱性に優れ、電気機器のコイルの巻き線などに使われる。
エナメル‐ペイント【enamel paint】
顔料をワニスに混ぜ合わせて作った塗料。塗膜は滑らかでガラスのような光沢があり、油ペイントに比べて乾きが速い。
え‐なら◦ず【え成らず】
[連語]《副詞「え」+動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 なみひと通りでない。「いはけなき鶴(たづ)の一声聞きしより葦間(あしま)になづむ舟ぞ—◦ぬ」〈源・若紫〉 2 なみな...
えなんじ【淮南子】
中国、前漢時代の哲学書。21編。淮南(わいなん)王劉安(りゅうあん)が編纂(へんさん)させた「鴻烈(こうれつ)」の現存する部分。道家思想を基礎に周末以来の諸家の説を取り入れ、治乱興亡・逸事などを...
エナンジャウン【Yenangyaung】
ミャンマー中部の町。イラワジ川中流沿いに位置する。18世紀半ばに油田が発見され、かつてアジア有数の産油地として知られた。第二次大戦中、日本軍が占領し、のちに英国インド軍が奪回。同国独立後は国有会...
エナンチオトロピー【enantiotropy】
⇒互変
エナンチオマー【enantiomer】
⇒鏡像異性体
エナント‐さん【エナント酸】
炭素数が7個の直鎖のカルボン酸。悪臭をもつ無色油状の液体。水に溶けにくく、有機溶媒によく溶ける。香料の原料となるほか、酪酸とともにイチョウの実の主要な腐臭成分として知られる。ヘプタン酸。ヘプチル...
えなんぼう【絵難房】
後白河法皇のころの人。どんな名画にも必ず非を見つけて悪口を言ったと「古今著聞集」に伝えられる。のちに、人の描いた絵に難癖をつける人をさしていうようになった。