かけ‐もの【賭(け)物/懸(け)物】
勝負事などに賭ける金品。賭け事の勝者に与えられる賞品。賭け禄(ろく)。「—にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保・菊の宴〉
か‐き【家記】
1 その家に伝承される、先人・父祖の日記・記録類。平安時代以後、儀式などの先例を知るために重用された。けき。 2 家に伝えられる、詩歌・文章などの集。
がくしゅう‐き【学習器】
《learner》機械学習における学習システム。与えられたデータをもとに分類・予測・判定した結果と、正答となる実際の結果を比較し、各種パラメーターを調整することで、よりよい結果を導く学習システム...
がく‐し【学士】
1 大学などの卒業者に与えられる学位。 2 学問をする人。学者。「開師、三宅石庵は王陽明の風な—ぢゃが」〈胆大小心録〉 3 律令制で、皇太子に経書を講じた東宮(とうぐう)坊の職員。東宮学士。「東...
かくていてき‐えいきょう【確定的影響】
放射線被曝が人体に及ぼす影響を分類する概念の一。放射線量がある閾値(いきち)を超えた時に確実に症状が現れ、放射線量が高いほど症状が重くなるような影響をさす。脱毛、皮膚障害、白内障などの症状があり...
かくしん‐ど【確信度】
データマイニングで、相関ルールの重要度を表す指標の一つ。ある事象が発生したときに、別の事象が発生する割合。例えば、「パンとハムを買った人が牛乳を買う確率」など。確信度が高いほど、相関ルールの信頼...
かくにん‐だんたい【確認団体】
公職選挙法上、選挙期間中に、演説会の開催、宣伝車の使用、ポスターの掲示、ビラの頒布などで有利な条件を与えられる政党や政治団体。参議院では10名以上の所属候補者を有し、総務大臣から確認書の交付を受...
かくれ‐ねんぶつ【隠れ念仏】
禁令に反して秘かに浄土真宗(一向宗)の信仰を守った信者。また、その集団。薩摩藩では慶長2年(1597)から明治9年(1876)まで続き、信者は厳しく弾圧されたという。禁教の理由として、一向一揆に...
かくりん‐じ【鶴林寺】
兵庫県加古川市にある天台宗の寺。山号は刀田山(とたさん)。秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の命で建立したと伝えられ、平安中期ごろの創建。もと、法相・三論兼宗。本堂・太子堂は国宝。刀田の太子。
かぐら‐ざめ【神楽鮫】
カグラザメ目カグラザメ科の海水魚。全長8メートルくらい。体は細長い紡錘形で、背面は暗褐色。えらあなは六対ある。卵胎生。温熱帯海域のやや深海底にすむ。食用。