おうりょっこう‐ぶし【鴨緑江節】
大正年間(1912〜1926)に流行した俗謡の一。朝鮮の鴨緑江に出稼ぎに行った筏師(いかだし)が歌いはじめたもの。恵山鎮節。
おうりょく‐ふしょく【応力腐食】
引っ張り応力や曲げモーメントなどの応力を受けた金属材料が、著しく腐食しやすくなる現象。割れが生じ、やがて脆性破壊に至る場合もある。高温高圧の水が流れる原子炉の配管などで生じる可能性があるため、十...
おう‐りん【黄燐】
燐の同素体の一。淡黄色の半透明な蝋状(ろうじょう)の固体。暗所では燐光を発し、湿った空気中では自然に燃えだす。猛毒。純粋なものは無色で、白燐ともいう。
おうりん‐マッチ【黄燐マッチ】
黄燐を用いたマッチ。有毒で自然発火しやすく、1922年に世界的に生産禁止。摩擦マッチ。
オウル【Oulu】
フィンランド北部の都市。ボスニア湾奥に注ぐオウル川の河口に位置する。中世より交易の拠点が置かれ、19世紀に木タールの輸出で栄えた。水力発電による豊富な電力を用いて、鉄鋼業、パルプ工業が行われ、近...
おう‐れつ【横列】
横に並ぶこと。また、その列。「—に並び変わる」⇔縦列。
おう‐れん【黄連/黄蓮】
キンポウゲ科の常緑多年草。山地の樹林下に生え、根茎は太く黄色で、多数のひげ根を出す。雌雄異株。早春、高さ約10センチの花茎を出し、白い花を数個開く。漢方で乾燥した根茎を健胃・消炎薬として用いる。
おう‐レンズ【凹レンズ】
中央部が縁より薄いレンズ。光を発散させる働きがあり、近視用眼鏡などに使用。⇔凸レンズ。
オレンセ【Orense】
スペイン北西部、ガリシア州の都市。ミニョ川沿いに位置する。ローマ時代より温泉の町として知られる。8世紀にイスラム教徒に破壊され、アストゥリアス王国アルフォンソ3世により再建された。13世紀建造の...
おう‐ろ【往路】
行きの道。また、行き。「—は列車を使い、復路は飛行機にした」⇔復路。