おおくち‐の【大口の】
[枕]大きな口をした真神(まかみ)(狼(おおかみ))の意から、「真神」にかかる。「—真神の原にふる雪は」〈万・一六三六〉
おおくち‐ばかま【大口袴】
裾の口が大きい下袴。平安時代以降、公家が束帯のとき、表袴(うえのはかま)の下に用いた。紅または白の生絹(すずし)・平絹(ひらぎぬ)・張り帛などで仕立ててある。鎌倉時代以後は、武士が直垂(ひたたれ...
おおくち‐バス【大口バス】
⇒ブラックバス
おおくち‐ぼんち【大口盆地】
鹿児島県北部、伊佐(いさ)市を中心とした県内最大の盆地。東西約4キロメートル、南北約15キロメートル、面積約43平方キロメートル、標高170メートル前後。川内(せんだい)川上流域に広がり水田耕作...
大口(おおくち)を叩(たた)・く
大げさな物言いをする。偉そうなことを言う。大きな口をきく。「俺は無敵だと—・く」
おおくにたま‐じんじゃ【大国魂神社】
東京都府中市宮町にある神社。旧官幣小社。祭神は大国魂大神を主神とし、ほかに八神を祭る。うち六神は、武蔵国の有力神であるところから、六所宮・六所明神ともいう。5月5日の例祭は、暗闇祭りともいわれる...
おおくにぬし‐の‐かみ【大国主神】
⇒大国主命(おおくにぬしのみこと)
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...
おお‐くび【大領/衽】
袍(ほう)・直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)などの前襟。おくび。
おおくび‐え【大首絵】
浮世絵版画の一形式。人物の上半身を大きく、その表情を特に強調して描いたもの。写楽の役者絵、歌麿の美人画などが有名。