おお‐な【大名】
1 事物の総称。 2 村や町を大分けにした地区の名。大字(おおあざ)。⇔小名(こな)。
おおな‐おおな
[副] 1 人目をはばからず夢中になるさま。本気になって。ひたすら。「—言出づることをものうくはもてなすべきぞ」〈源・早蕨〉 2 思慮に欠け軽はずみなさま。うっかり。うかうかと。「民部卿などの、...
おお‐なおび【大直毘/大直日】
大直毘神を祭る行事。また、その後の宴会。
おおなおび‐の‐かみ【大直毘神】
禍(わざわ)いや穢(けが)れを改め直す神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。
おお‐なかぐろ【大中黒】
1 鷲(わし)の矢羽根で、中央部の黒い斑(ふ)が大きいもの。 2 紋所の名。輪の中央の横線が太いもの。一つ引両(ひきりょう)。
おお‐なかじろ【大中白】
鷲(わし)の矢羽根で、中央部の白い斑(ふ)が大きいもの。
おおなかとみ‐の‐よしのぶ【大中臣能宣】
[921〜991]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として後撰集を撰進。歌は拾遺集・後拾遺集などに収載。家集に「能宣集」がある。
おお‐なき【大泣き】
[名](スル)大きな声をあげて泣くこと。激しく泣くこと。「恩師の死に—する」
おお‐なた【大鉈】
大きな、なた。
大鉈(おおなた)を振(ふ)る・う
思いきって切るべきものは切って整理をする。「予算削減に—・う」 [補説]「大鉈を振る」とするのは誤り。