おおみなと‐わん【大湊湾】
青森県北東部、下北半島のくびれた部分にある湾。陸奥(むつ)湾の支湾。オオハクチョウ・コクガンの渡来地。大湊港には海上自衛隊の基地がある。
おおみね【大峰】
大峰山(おおみねさん)の略称。
おおみね‐いり【大峰入り】
修験者が、大峰山に登って修行すること。順の峰入りと逆の峰入りがある。峰入り。
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...
おおみね‐さん【大峰山】
奈良県南部、大峰山脈の主要部の諸峰。特に、山上ヶ岳の通称。修験道の霊山。
おおみねさん‐じ【大峰山寺】
奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道の開祖となった役(えん)の行者(ぎょうじゃ)が修行をし、開いたとされる霊場。本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に再建されたもので、国の重要文化財。蔵王...
おおみね‐ひじり【大峰聖】
大峰山で修行する修験者。
おおみはふり‐の‐うた【大御葬の歌】
雅楽寮大歌で、天皇の葬送のときに演奏するもの。古事記の上代歌謡をもとにしており、現代でも大葬のときに演奏する。
おおみ‐み【大御身】
天皇のからだ。玉体(ぎょくたい)。「—に太刀取り佩(は)かし」〈万・一九九〉
おお‐みや【大宮】
1 ㋐神の御座所。神社。「今年—および大寺をつくらしむ」〈舒明紀〉 ㋑天皇の御所。皇居。「天皇(すめろき)の神の尊の—はここと聞けども」〈万・二九〉 2 《「おお」は年をとった人、「みや」は身分...