おかめ‐ざさ【阿亀笹】
ササの一種。高さ1、2メートル。節から短い枝が5本出て、長楕円形の葉をつける。東京浅草の酉(とり)の市で、これにおかめの面をつるして売ったのでいう。植え込みや垣根に用いる。豊後(ぶんご)笹。五枚...
おかめ‐そば【阿亀蕎麦】
かまぼこ・しいたけ・青菜などの具を入れたかけそば。具の並べ方がおかめ(阿多福)の面に似るところからの名という。
おかめ‐はちもく【傍目八目/岡目八目】
《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。 [補説]「対局者よりも8手先まで見通せる」とする解釈が広く...
おかめ‐よへえ【お亀与兵衛】
浄瑠璃「卯月の紅葉」の主人公の男女の名。
お‐かもじ【御母文字】
「母文字(かもじ)」を敬っていう語。お母様。また、奥様。「高綱の—こりゃ何処へ」〈浄・近江源氏〉
おか‐もち【岡持(ち)】
平たくて浅い桶(おけ)に、持ち手とふたのついているもの。料理を入れて持ち運ぶのに用いる。
おかもと【岡本】
姓氏の一。 [補説]「岡本」姓の人物岡本一平(おかもといっぺい)岡本かの子(おかもとかのこ)岡本綺堂(おかもときどう)岡本喜八(おかもときはち)岡本太郎(おかもとたろう)岡本文弥(おかもとぶんや...
おかもとだいはち‐じけん【岡本大八事件】
慶長17年(1612)幕閣本多正純の与力でキリシタンの岡本大八が、肥前のキリシタン大名有馬晴信を偽って収賄し、大八は火刑、晴信も死罪に処された事件。江戸幕府の禁教政策のきっかけとなった。
おかもと‐でら【岡本寺】
法起寺(ほっきじ)の通称。
おかや【岡谷】
長野県中部の市。諏訪(すわ)湖北西岸にある。明治以来製糸業の中心地として発展し、第二次大戦後から精密機械工業が盛ん。人口5.3万(2010)。