のが・る【逃る/遁る】
[動ラ下二]「のがれる」の文語形。
のし‐あが・る【伸し上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 他をおさえて地位などが急に上がる。「一躍スターダムに—・る」 2 横柄な態度で上へあがる。「布団に—・り、やあ誰ぞ寝たやら暖かな」〈浄・万年草〉 3 つけあがる。「—・った...
のび‐あが・る【伸(び)上(が)る】
[動ラ五(四)]つま先だちになるなどしてからだを高くする。「—・って遠くを見る」
のぼせ‐あが・る【逆上せ上(が)る】
[動ラ五(四)]すっかりのぼせる。ひどくのぼせる。「ほめられたからって—・るな」
蚤(のみ)の息(いき)も天(てん)に上(あ)が・る
蚤のような取るに足りないものでも、一心に努力すれば何事もなしとげることができるというたとえ。蟻(あり)の思いも天に登る。
のり‐あが・る【乗(り)上(が)る】
[動ラ五(四)]自分のからだを上に持ち上げる。「乱りがわしく—・って、私に抱き付こうとした」〈近松秋江・疑惑〉
はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。ある地位に達する。「最下位から—・る」
はえ‐あが・る【生え上(が)る】
[動ラ五(四)]前髪が抜けて、額の生えぎわが上の方に上がる。生えぎわが後退する。「年とともに—・って額が広くなる」
はが・る【剝がる】
[動ラ下二]「はがれる」の文語形。
はげ‐あが・る【禿げ上(が)る】
[動ラ五(四)]額の生え際から頭の上のほうまでずっとはげる。「—・った広い額」