おく‐い【奥意】
1 心の奥底。ほんとうの気持ち・考え。 2 奥義(おうぎ)。
おく‐いし【奥医師】
江戸幕府の職名。将軍や奥向きの人々の診療にあたった医者。奥医。
お‐くいぞめ【御食(い)初め】
⇒食い初め
おくいり【奥入】
鎌倉時代の注釈書。1巻。藤原定家著。安貞元年(1227)以後の成立とされる。源氏物語の中の故事・出典・引き歌などを考証したもの。源氏物語奥入。定家卿釈。
おく‐いん【奥印】
官公署または個人が、作成した書類の記載事項の正しいことを証明するために、その終わりに押す印。
おくいん‐きん【奥印金】
江戸時代、札差(ふださし)が旗本などからの借金依頼にあたって、現金がないのを口実に他の金主に口をきき、借用証文に保証人として奥印を押し、周旋料を取って貸す金。