おく‐め【奥目】
目が普通より奥のほうにくぼんでいること。また、その目やそのような人。くぼ目。⇔出目。
おく‐めつけ【奥目付】
江戸時代、幕府・大名家で、奥勤めの女性などを監督した役。奥横目(おくよこめ)。
おく‐めん【臆面】
気後れした顔つき。臆したようす。「—もなくしゃしゃり出る」
お‐くもつ【御供物】
「供物」の謙譲語。
おく‐やく【奥役】
劇場で、楽屋に関するいっさいを取り仕切る人。今日では、興行主と役者・作者・裏方などの間に立って、狂言の選択・配役、また給料の処理などを行う。
おく‐やしろ【奥社】
「おくしゃ(奥社)」に同じ。
おく‐やま【奥山】
人里を遠く離れた山の中。山の奥深い所。深山。
おくやま【奥山】
東京都の浅草にある浅草(せんそう)寺の裏側一帯の通称。
おくやま‐の【奥山の】
[枕]奥山に生える意から「まき」「たつき」にかかる。「—真木の板戸を」〈万・三四六七〉 「—たつきも知らぬ」〈金槐集〉
お‐くやみ【御悔(や)み】
「くやみ2」を丁寧にいう語。