ごくじゅう‐あくにん【極重悪人】
この上もない悪人。極悪人。「上人は遉(さすが)に、此の—をも捨てなかった」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
ごく‐じょう【極上】
[名・形動]きわめて上等なこと。また、そのさまやもの。「—のワイン」
ごく‐じょう【獄定】
入獄と決定すること。「神輿射奉りし武士六人—せらる」〈平家・一〉
ごくすい‐の‐えん【曲水の宴】
⇒きょくすいのえん(曲水の宴)
ごく‐ずい【極髄】
1 物の中心となる部分。物事の主要部分。 2 この上なくはなはだしいこと。至極。ごく。「—の馬鹿大門でどなた様」〈柳多留・一二九〉
ごく‐ずり【極摺り】
六分板・四分板などの両縁をのこぎりびきにした上等の板。
ごく‐せい【極製】
きわめて上等な作り方。また、その製品。
ごく‐そう【獄窓】
牢獄(ろうごく)の窓。また、牢獄の中。獄中。
ごく‐そく【獄則】
監獄内の規則。
ごく‐そつ【獄卒】
1 牢獄(ろうごく)で、囚人を取り締まる下級役人。獄丁(ごくてい)。 2 地獄で死者を責めるという悪鬼。 3 義理や人情を解さない人をののしっていう語。「やい、天罰知らぬ—め」〈浄・布引滝〉