おうぎ‐ばしょう【扇芭蕉】
ゴクラクチョウカ科の常緑高木。高さ10〜30メートル。葉は幹の先から左右2列に並んで出て、扇形になる。マダガスカル島の原産で、湿地に生え、葉鞘(ようしょう)にたまる水を旅行者が利用したことから、...
エリア‐ほうそう【エリア放送】
ごく限定された区域に向けて発信される放送。地上デジタルテレビ放送に割り当てられたUHF(極超短波)帯のホワイトスペースを利用したもので、ビル内や商店街などの狭い範囲を対象とする。エリア型放送。
えん‐ごく【遠国】
遠い国。特に、都から遠く離れた国。おんごく。
エマージェンシー‐ブランケット【emergency blanket】
ポリエステルなどのフィルムにアルミを蒸着させた、ごく薄いシート。断熱効果が高く、遭難や災害などの緊急時に防寒具として利用できる。
えいちや‐ごうし【江市屋格子】
細い桟を縦にごく狭い間隔で打ちつけた窓格子。中からは外が見えるが、外からは中が見えにくい。元禄(1688〜1704)のころ、江戸の商人江市屋宗助の考案という。江市格子。
えちぜん【越前】
旧国名。北陸道7か国の一。大半は現在の福井県東部に、ごく一部が岐阜県郡上市にあたる。越(こし)の国を天武天皇の時代に3分して成立。8〜9世紀に能登・加賀2国を分離。古称、こしのみちのくち。...
えぞ‐ぶぎょう【蝦夷奉行】
江戸幕府の遠国(おんごく)奉行の一。蝦夷地の行政を管掌。享和2年(1802)に設置、まもなく箱館奉行となり、文化4年(1807)松前奉行と改称。蝦夷地奉行。
エックスせん‐じゆうでんしレーザー【X線自由電子レーザー】
自由電子レーザーの一。電子をほぼ光速に加速し、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で電子を蛇行させて放射光を発生・増幅し、X線領域の電磁波を発振するレーザー。ごく短時間に起こる化学反応の観察...
エッチゼットイー‐りゅうし【HZE粒子】
《high-Z and high energy particles》水素やヘリウムよりも原子番号が大きい元素のイオンで、高いエネルギーをもつもの。銀河宇宙線の大部分は陽子とヘリウム原子核だが、リ...
いま‐いま【今今】
《「いま」を重ねて強めた語》 1 ごく近い過去。たった今。「—其処(そこ)へ出て行きなすった」〈藤村・破戒〉 2 待ち望むようすを表す語。今か今か。「—とわが待つ妹(いも)は鈴鹿山(すずかやま)...