ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】
楽天的でのんきそうな者をあざけったりからかったりしていう語。 [補説]書名別項。→ごくらくとんぼ
ごこく‐つぶし【五穀潰し】
「穀潰(ごくつぶ)し」に同じ。「—の娑婆ふさげ」〈浄・烏帽子折〉
ご‐さいえ【御斎会】
1 正月8日から7日間、大極殿(だいごくでん)(のちに清涼殿)に高僧を集め、金光明最勝王経を講義させ、国家の安泰と五穀の豊作を祈願した法会。結願(けちがん)の日には、御前で内論議(うちろんぎ)が...
ご‐しん【五辛】
辛味や臭気の強い5種の野菜。仏家で、大蒜(にんにく)・韮(にら)・葱(ねぎ)・辣韮(らっきょう)・野蒜(のびる)、道家では、韮・辣韮・大蒜・油菜(あぶらな)・胡荽(こすい)をさす。これを食べると...
ごっ‐かん【極寒】
きわめて寒いこと。酷寒。《季 冬》⇔極暑(ごくしょ)。
さい【細】
[音]サイ(呉) [訓]ほそい ほそる こまか こまかい ささ さざれ ささら [学習漢字]2年 〈サイ〉 1 ほそい。「細腰(さいよう)・細流/繊細」 2 こまかい。こまごましている。「細菌...
さい‐こく【西国】
《「さいごく」とも》 1 西の方の国。 ㋐近畿から西の地方。中国・四国・九州地方。 ㋑特に、九州地方。 2 日本の西にある国。 ㋐西洋。ヨーロッパ諸国のこと。「—立志編」 ㋑インド。天竺(てんじ...
さい‐でん【斎田】
1 神に供える米を栽培する田。御供田(ごくうでん)。神饌田(しんせんでん)。いつきた。 2 大嘗祭(だいじょうさい)の供え物にする穀物を作る田。悠紀(ゆき)・主基(すき)の田。
さ・す【差す/注す/点す】
[動サ五(四)] 1 酒をすすめる。「杯を—・す」 2 ごく少量の液体をある部分にそそぎ入れる。「目薬を—・す」「ギヤに油を—・す」 3 液体をほかの液体や容器の中へ少し、または少しずつ加え入れ...
さっくり
[副](スル) 1 ごく簡単に切れたり割れたりするさま。「ビスケットが—(と)割れる」「長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻に—切れた」〈鴎外・山椒大夫〉 2 率直で好感が持てるさま。あっさりしているさ...