しぜん‐てつ【自然鉄】
天然に産出する単体の鉄。ふつう少量のニッケルを含む。
しんかいてい‐こうぶつしげん【深海底鉱物資源】
深海底にある固体・液体・気体状の鉱物資源。深海底鉱業暫定措置法では、銅鉱・マンガン鉱・ニッケル鉱・コバルト鉱のうち、一つまたは複数を含む塊状の鉱石とする。海底熱水鉱床・マンガン団塊・コバルトリッ...
しんかようろん【進化要論】
ヘッケルの著作を山県悌三郎が訳述し出版したもの。明治20年(1887)刊行。
しん‐カントがくは【新カント学派】
《(ドイツ)Neukantianer》カント批判哲学の復興を目指した哲学の一派。19世紀後半、ドイツでリープマンの「カントに帰れ」の呼びかけに始まった。認識批判を主要課題としながらも、論理主義的...
しん‐ケーエスこう【新KS鋼】
本多光太郎らがKS鋼から改良・発明した磁石鋼。鉄にニッケル・アルミニウム・チタンを加え、鋳造後に焼きなましのみを施したもの。KS鋼より保磁力が大きい。
しんてつ‐げんそ【親鉄元素】
地球化学的な元素分配における元素の分類の一。地球の最深部である内核および外核の鉄に富む液相に集まり、酸素や硫黄と結合しにくいもの。鉄、コバルト、ニッケル、モリブデン、白金、金、錫など。ノルウェー...
じき‐いほうせい【磁気異方性】
物質の磁気的性質が方向によって異なること。鉄やニッケルなどの強磁性体には、磁化の向きと結晶軸との間に方向依存性が見られる。
ジメチルグリオキシム【dimethylglyoxime】
金属イオン用の分析試薬の一。無色の粉末性結晶。水には溶けず、エタノール・エーテルには溶ける。ニッケル・パラジウムなどの分析に用いられる。
じょじょうししゅう【叙情詩集】
《原題、(スペイン)Rimas》ベッケルの詩集。1871年、作者の没後に刊行。全79編からなる叙情詩集。ロマン主義の詩から距離をおき、飾り気のない言葉で自己の内面が綴られている。
すいさんか‐ニッケル【水酸化ニッケル】
ニッケルの水酸化物。酸化数が1、2、3の化合物が知られる。水酸化ニッケル(Ⅱ)はニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池の陽極の電池活物質に用いられる。