おとこ‐ざかり【男盛り】
男性の、心身ともに充実し、最も活力の旺盛な年ごろ。
おとこ‐しゅう【男主】
男の主人。「人の家の—ならでは、たかく鼻ひたる、いとにくし」〈枕・二八〉
おとこ‐しゅう【男衆】
1 男の人たち。おとこしゅ。おとこし。「御輿(みこし)を担ぐ—」⇔女子衆(おなごしゅう)/女衆。 2 男の奉公人。おとこしゅ。おとこし。⇔女子衆/女衆。 3 役者・芸者などの身の回りの世話をする男。
おとこ‐じまん【男自慢】
1 男が、自分の顔かたち、手腕などを自慢すること。「若い時には—であったかと思われるような」〈鴎外・金毘羅〉 2 女が、自分の夫や恋人を自慢すること。⇔女自慢。
おとこ‐じょたい【男所帯/男世帯】
男だけで暮らしている所帯。⇔女所帯。
おとこ・す【男す】
[動サ変] 1 男と交わる。夫をもつ。「—・したるけしきは見れど」〈落窪・一〉 2 男らしく振る舞う。「侍(さぶらひ)が何方(いづかた)にて、—・せんや」〈甲陽軍鑑・四七〉
おとこ‐ずき【男好き】
1 女の容姿・気質などが男の好みに合うこと。「—のする顔」⇔女好き。 2 女が、男との情事を好むこと。また、そのような女。
おとこたちのやまと【男たちの大和】
辺見じゅんによるルポルタージュ。昭和58年(1983)、上下2冊を刊行。旧日本海軍の戦艦「大和」の乗組員100名以上に取材し、その起工から沈没までの軌跡を明らかにする。第3回新田次郎文学賞受賞。...
おとこ‐だて【男伊達/男達】
男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人。侠客(きょうかく)。「頼まれて嫌とは言えぬ—」
おとこっ‐け【男っ気】
男のいるような気配、雰囲気。⇔女っ気(け)。