とち‐め・く
[動カ四]あわてふためく。「顔ウチ赤メテ—・クニヨッテ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
とち‐めん【栃麺/橡麺】
あく抜きしたトチノキの実の粉を小麦粉やそば粉にまぜて、うどんのように作った食品。
とちめん‐ぼう【栃麺棒】
1 栃麺を打ち延ばすのに用いる棒。 2 《「とちめくぼう(坊)」の音変化という。一説に、栃麺をつくるのに迅速さが必要とされるところからとも》うろたえあわてること。また、あわて者。
栃麺棒(とちめんぼう)を食(く)・う
うろたえあわてる。→栃麺棒
とち‐もち【栃餅/橡餅】
あく抜きしたトチノキの実をまぜてついた餅。とちのもち。《季 秋》
と‐ちゅう【杜仲】
トチュウ科の落葉高木。葉は互生し、楕円形。雌雄異株で、春に小花をつける。樹皮を乾燥したものを強壮薬とする。また葉を煎じて茶のようにして飲む。中国の原産。はいまゆみ。
と‐ちゅう【途中】
1 出発してから目的地に着くまでの間。まだ目的地に到着しないうち。「出勤—の事故」「—で引き返す」 2 物事を始めてから終わるまでの間。まだ終わらないうち。中途。「食事の—で席を立つ」「—をとば...
とちゅう‐けいか【途中経過】
途中の段階における成り行き。進行中の物事の変化のぐあい。「試合の—」
とちゅう‐げしゃ【途中下車】
[名](スル)汽車・電車などの乗客が、切符の乗車区間の途中で下車すること。
とちゅう‐ごえ【途中越】
京都市左京区大原から滋賀県大津市に至る峠。比叡山と比良山の鞍部にあり、古来、京都と北国を結ぶ要地。竜花越(りゅうげごえ)。途中峠。