ぬま【沼】
1 湖より浅い水域。ふつう、水深は5メートル以内で、フサモ・クロモなどの水中植物が繁茂する。 2 俗に、趣味などで、夢中になったり深くとらわれたりする対象。泥沼や底なし沼に入り込んで出られなくな...
ぬま‐えび【沼海老/沼蝦】
1 十脚目ヌマエビ科の甲殻類の総称。淡水または汽水にすむ。ヤマトヌマエビ・ヌカエビなど。 2 ヌマエビ科のエビ。体長約3センチ。本州中部以南に多い。釣りの餌にする。
ぬま‐か【沼蚊】
ヌマカ属のカの総称。体長10ミリメートル前後。黒褐色で体や脚に白い斑紋がある。南アメリカ・南アジア・アフリカの熱帯地域を中心に約20種が知られ、日本にはアシマダラヌマカが生息する。マレー糸状虫を...
ぬま‐がい【沼貝】
ドブガイの別名。
ぬま‐がえる【沼蛙】
アカガエル科の両生類。体長3〜5センチで、雌は時に6センチを超える。背は褐色に暗色斑があり、腹面は白い。本州中部以南から東南アジア一帯に分布。ぬまあかがえる。
ぬま‐がや【沼茅/沼萱】
イネ科の多年草。湿地に群生し、高さ約1メートル。根茎は短く、葉は線形。8〜10月、淡紫緑色の穂を円錐状につける。
ぬま‐がれい【沼鰈】
カレイ科の海水魚。全長約90センチ。他のカレイ類と異なり、両眼が体の左側にある。北太平洋の沿岸から汽水域にかけて、また河川中流など淡水域にも生息。かわがれい。
ぬまざわ‐こ【沼沢湖】
福島県西部にあるカルデラ湖。只見川中流域に位置する。只見川との高低差を利用した揚水式発電が行われる。面積3平方キロメートル、湖面標高475メートル、最大深度96メートル。只見柳津(やないづ)県立...
ぬま‐すぎ【沼杉】
ヒノキ科の落葉高木。高さ25〜50メートル。湿地では、根回りの地上に呼吸根を出す。樹皮は赤褐色か灰褐色で、繊維状にはげる。葉は線形で羽状に並び、秋に褐色に色づいたのち、枝とともに落葉。北アメリカ...
ぬま‐た【沼田】
沼のように泥深い田。