おもて‐げんかん【表玄関】
1 家の正面の玄関。来客のために用いる正式の出入り口。⇔内玄関。 2 国家・都市などの主要な入り口としての駅・空港・港の類。「日本の—である成田国際空港」
おもて‐こうけ【表高家】
江戸幕府の職名。官位をもたない高家のことで、幼年者や、事務に未熟な者。
おもて‐ござしょ【表御座所】
皇居宮殿で、天皇・皇后が公の事務を行う建物。
おもて‐ごしょう【表小姓】
江戸幕府で表向きの雑用をしていた小姓。
おもて‐ごてん【表御殿】
公の政務・儀式などを行う正殿。
おもて‐さく【表作】
同じ田畑に年間2種の作物を栽培するとき、最初の、主となる作物を栽培すること。また、その作物。⇔裏作。→二毛作
おもて‐ざし【表差(し)】
刀の鞘(さや)に納める笄(こうがい)。腰に差した鞘の表に差し添えるところからの名。→裏差し
おもて‐ざしき【表座敷】
玄関に近いほうの、主に客間として使う座敷。⇔奥座敷。
おもて‐ざた【表沙汰】
1 内密にしたいことが世間に知れ渡ること。表立つこと。「事件が—になる」 2 公の機関によって取り扱われること。裁判ざた。おおやけざた。「—にして決着をつける」⇔内沙汰(うちざた)。
おもて‐ざり【面去り】
連歌・俳諧で、懐紙の同一の面では一度使った語句を二度使わないこと。面嫌い。