おもて‐もん【表門】
建物などの表口にある門。正門。⇔裏門。
おもて‐もん【表紋】
「定紋(じょうもん)」に同じ。⇔裏紋。
おもて‐やま【表山】
山の、日当たりや水の便のいい所。⇔裏山。
おもて‐ゆうひつ【表右筆】
江戸幕府の職名。若年寄の下で幕府の通常の公文書の作成、日記の記入などにあたった。→奥右筆
おもて‐りゅう【表流】
⇒表千家(おもてせんけ)
面(おもて)を冒(おか)・す
目上の人の気持ちに逆らうのを恐れずにいさめる。「—・して苦言を呈する」
面(おもて)を起(お)こ・す
面目をほどこす。名誉をあげる。「よき女子(むすめご)は、親の面をも起こすものにはあらずや」〈宇津保・国譲中〉
面(おもて)を輝(かがや)か◦せる
喜び・興味・希望の思いがあふれて、生き生きとした表情を示す。「吉報に—◦せる」
面(おもて)を曝(さら)・す
1 人前に顔を現す。「報道陣に—・す」 2 人前で恥をかく。「かやうに—・す事、前世のむくひといひながら」〈謡・千手〉
表(おもて)を張(は)・る
うわべを豪華に見せようとする。「内証は殻大名でも—・って」〈浮・渡世身持談義・一〉