く‐ろ‐よん【九六四】
課税所得の捕捉率が給与所得者はおよそ9割であるのに対し、自営業者は6割、農家は4割でしかないとされること。税に対するサラリーマンの不平を表した言葉。十五三(とおごうさん)。九六四問題。
け‐りょう【仮令】
《たとえば、たといの意の漢語「仮令」を音読みにした語》 [副] 1 たとえば。「—郭公(ほととぎす)などは、山野を尋ね歩きて聞く心を詠む」〈無名抄〉 2 たとい。かりに。「—仏といふは…と知り...
けだし【蓋し】
[副] 1 物事を確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。「—その通りであろう」 2 (あとに推量の意味を表す語を伴って)もしかすると。あるいは。「百(もも)足らず八十隅坂(や...
げんし‐ぎんが【原始銀河】
形成の初期段階にある銀河。ビッグバン後の宇宙の初期において、ガスなどの密度の高い領域が自己重力で収縮し、星形成が始まったばかりの銀河を指す。大量の大質量星が短期間に誕生し、非常に明るく輝いている...
くち‐ぢか・い【口近い】
[形][文]くちぢか・し[ク]《近世語》 1 身近でありふれている。話題にしやすい。「およそ人の知った、—・いめりやすの分」〈黄・艶気樺焼〉 2 口当たりがよい。人の受けがよい。「—・い湯加減を...
ご‐こう【五更】
1 一夜を初更(甲夜)・二更(乙夜(いつや))・三更(丙夜)・四更(丁夜)・五更(戊夜(ぼや))に五等分した称。 2 五更の第五。およそ現在の午前3時から午前5時、または午前4時から午前6時ころ...
こう‐や【甲夜】
五夜(ごや)の一。およそ今の午後7時または8時から2時間をいう。戌(いぬ)の刻。初更(しょこう)。
グリフィン‐ビーカー【Griffin beaker】
底面の直径と高さの比がおよそ3対4の、やや幅広のビーカー。一端に注ぎ口がある。ふつうビーカーというと、この形状のものを指す。
くち‐だて【口立て】
《「くちたて」とも》 1 完全な脚本がなく、おおよその筋だけ立てておき、俳優どうしが口頭の打ち合わせで芝居をまとめていくこと。 2 大げさに言い立てること。「年がよったほどに—をばせいで」〈史記...
こ‐まと【小的】
射場の的で、小さなもの。直径およそ1尺2寸(約36.4センチ)以下のもの。⇔大的。