おり‐しき【折(り)敷(き)】
左足のひざを立て、右足を折って腰を下ろした構え。
おり‐し・く【折(り)敷く】
[動カ五(四)] 1 銃撃などのために、片ひざをついた姿勢をとる。「私は砂に—・き、いい加減に発射した」〈大岡・野火〉 2 木の枝や草などを折って敷く。「其蘆(あし)を—・いて」〈蘆花・自然と人生〉
おり‐し‐も【折しも】
[副]《「し」「も」はともに強めの助詞》ちょうどその時。折から。「—強風が吹き荒れる」
折(おり)しもあれ
ちょうどその時。折もあろうに。「—、対面に聞こえつべきほどにもあらざりければ」〈かげろふ・中〉
おり‐しりがい【織(り)尻繋】
糸を織って作ったしりがい。
おりしり‐がお【折知り顔】
その時節をよく知っていると言いたそうな顔つき、ようす。「垣の山茶花(さざんか)—に匂いて」〈一葉・われから〉
おり‐しろ【折り代】
紙や布の端の、折り曲げて貼りつけたり縫いつけたりする部分。