あく‐じ【悪事】
1 道徳や法律などに背いた行為。悪い行い。「—を働く」「—が露見する」 2 わが身に降りかかる、災い。災難。「—が重なる」
アクセス‐タイム【access time】
コンピューターの記憶装置にデータの呼び出し、または書き込みを命令してから、その動作が完了するまでにかかる時間。
あさがお‐の【朝顔の】
[枕]朝顔の花は「穂(ほ)に咲き出(い)づ(=目立つように咲き出る)」意から、「穂」にかかる。「—穂には咲き出(で)ぬ恋もするかも」〈万・二二七五〉
あさ‐がすみ【朝霞】
[名]朝に立つ霞。《季 春》「茶を呑めと鳴子引なり—/一茶」
[枕] 1 八重に立ちこめ物がはっきり見えない意、また霞の立つ春の意から「八重」「ほのか」「春日(はるひ)」にかかる。「—ほのか...
あさぎり‐の【朝霧の】
[枕] 1 朝霧の中でぼんやりとしか見えない意から「おほに」「乱る」「思ひまどふ」にかかる。「—おほに相見し人ゆゑに」〈万・五九九〉 2 朝霧が八重に立つ意から「やへ」「立つ」にかかる。「—八重...
あさしも‐の【朝霜の】
[枕]日光に消えやすいところから「消(け)」「消え」にかかる。「—消(け)なば消ぬべく思ひつつ」〈万・二四五八〉
あさじう‐の【浅茅生の】
[枕]浅茅の生えている野の意から「小野(をの)」にかかる。「—小野の篠原(しのはら)忍ぶれど余りてなどか人の恋しき」〈後撰・恋一〉
あさじ‐が‐はら【浅茅が原】
浅茅の生えた野原。荒れ果てた野原。あさじはら。「かかる—を移ろひ給はでは侍りなんや」〈源・蓬生〉 [補説]地名別項。→浅茅ヶ原
あさじ‐はら【浅茅原】
[名]「あさじがはら」に同じ。「—かり標(しめ)さして」〈万・二七五五〉
[枕] 1 「小野(をの)」「茅生(ちふ)」にかかる。「—小野に標結ひ」〈万・二四六六〉 「—茅生に足蹈(ふ)み」〈...
あさつゆ‐の【朝露の】
[枕] 1 朝露の消えやすく、はかない意から「消(け)」「いのち」「わが身」にかかる。「—消やすき我(あ)が身」〈万・八八五〉 「—いのちは生けり恋は繁けど」〈万・三〇四〇〉 2 露がおく意から...