かかくへんどう‐じゅんびきん【価格変動準備金】
保険会社が、保有資産の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている準備金。国内株式・外国株式・邦貨建債券・外貨建債券など価格変動リスクが高い資産が対象。積立金...
かか・ぐ【掲ぐ】
[動ガ下二]「かかげる」の文語形。
かかぐ・る
[動ラ四] 1 手さぐりで探し求める。たどる。「いとまだ夜深く暗かりければ、—・り出でむと思へども」〈大和・附二二〉 2 すがる。つかまる。「柱より—・り下るる者あり」〈宇治拾遺・一〇〉 [補説...
かかげ‐の‐はこ【掻上の笥】
《「かかげ」は「かきあげ」の音変化》髪結いの道具類を入れる小箱。かきあげのはこ。「古めきたる鏡台の、唐櫛笥(からくしげ)、—など取り出でたり」〈源・末摘花〉
かか・げる【掲げる】
[動ガ下一][文]かか・ぐ[ガ下二] 1 人目につく高い所へ上げる。また、手に持って高く差し上げる。「国旗を—・げる」「たいまつを—・げる」 2 新聞・雑誌などの、目立つ場所に載せる。目立つよう...
かか‐さま【母様】
子供が自分の母を親しみ敬って呼ぶ語。おかあさま。⇔父様(ととさま)。「父様(とっさま)と一つにゐてくだされ。拝みまする。—」〈浄・丹波与作〉
かか‐さん【母さん】
母様(かかさま)のくだけた言い方。
かか‐ざ【嬶座】
いろりに面した主婦の座席。横座(主人の座席)のわきで、台所に近い席に定められる。北座。鍋座(なべざ)。鍋代(なべしろ)。
かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹など...
かかし‐あげ【案山子揚(げ)】
長野県地方の稲の収穫祭。陰暦10月10日に田から案山子を引きあげ、外庭・土蔵などの清浄な場所にまつるもの。《季 冬》