かき‐つづ・ける【書(き)続ける】
[動カ下一][文]かきつづ・く[カ下二]筆を止めないで書く。絶え間なく続けて書く。また、すでに書いてある文章などに続けて書く。「連載小説を—・ける」
かき‐つづ・る【書き綴る】
[動ラ五(四)]言葉をつなげて文章を書く。「思いのたけを—・った手紙」
かきつ‐の‐らん【嘉吉の乱】
嘉吉元年(1441)、播磨(はりま)守護赤松満祐(あかまつみつすけ)が京都の自邸に将軍足利義教(あしかがよしのり)を招いて殺し、満祐も播磨で幕府軍に討たれた事件。
かきつばた【杜若/燕子花】
[名] 1 アヤメ科の多年草。湿地に群生。葉は剣状で幅広く、基部は鞘(さや)になり茎を挟む。初夏、濃紫色の花を開く。外花被3枚は垂れ、中央に黄や白の斑紋がある。内花被3枚は小さく、直立する。園...
かきつばた【杜若】
謡曲。三番目物。旅僧が三河の八橋(やつはし)に来ると、杜若の精が現れ、伊勢物語の話をし、在原業平(ありわらのなりひら)の歌の功徳(くどく)で成仏したことなどを語る。
かきつばた‐いろ【杜若色】
カキツバタの花のような色。鮮やかな紫がかった青色。
かきつばたずびょうぶ【燕子花図屏風】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作。紙本金地著色による六曲一双の屏風。「伊勢物語」の第9段、八橋の和歌を典拠とした作品。国宝。根津美術館蔵。燕子花図。
かき‐つ・む【書き集む】
[動マ下二]書き集める。「年頃—・めさせ給ひける絵物語」〈栄花・衣の珠〉
かき‐つ・む【掻き集む】
[動マ下二]いろいろと寄せ集める。かき集める。「—・めて昔恋しき雪もよに」〈源・朝顔〉
かき‐つら・ぬ【掻き連ぬ】
[動ナ下二]次から次へと並べる。並べつらねる。「心憂さを—・ね、涙も落ちぬばかり思ひ続けられて」〈源・東屋〉