どん‐ぐり【団栗/橡】
クヌギ・カシワ・コナラ・カシなどのブナ科植物の実。球形や卵形で堅く、下方を殻斗(かくと)が包む。《季 秋》「—の寝ん寝んころりころりかな/一茶」
なが‐わきざし【長脇差】
1 長い脇差。大脇差。 2 《江戸時代、関東で1を差していたところから》ばくち打ち。博徒(ばくと)。侠客(きょうかく)。
とろ‐とろ
[副](スル) 1 固形物が溶けて軟らかくなるさま。また、液体がやや粘り気をもつさま。「ソフトクリームが—(と)溶け出す」「火に掛けて—するまでかきまぜる」 2 勢いが弱いさま。ゆっくりと静か...
ドロップ‐クッキー【drop cookie】
軟らかくつくった生地を、スプーンなどで天パンに落として焼いたクッキー。
とろ‐び【とろ火】
勢いの弱い火。ぬる火。とろとろ火。「柔らかくなるまで—で煮る」
とろ‐め・く【蕩めく】
[動カ四] 1 眠けを催して、とろとろする。うとうとする。「かく—・きて寝(い)をのみ寝給ふは」〈今昔・四・三一〉 2 うっとりする。恍惚(こうこつ)となる。「扇の蔭で目を—・かす」〈閑吟集〉
トロピカル‐ドリンク【tropical drink】
トロピカルフルーツを原料とした飲料。カクテルなどもいう。
ながめ・ふ【眺め経】
[動ハ下二]物思いに沈みながら月日を過ごす。和歌では多く「長雨(ながめ)降る」と掛けて用いる。「我が宿の嘆きの下葉色ふかく移ろひにけり—・ふるまに」〈かげろふ・上〉
なぎ‐いかだ【梛筏】
キジカクシ科の常緑小低木。高さ約30〜50センチ。枝は濃緑色の平たい卵形で先がとがり、葉のように見える。葉は鱗片(りんぺん)状。雌雄異株で、5月ごろ、葉状の枝の中ほどに白い小花をつけ、丸く赤い実...
とろか・す【蕩かす/盪かす】
[動サ五(四)] 1 固体状のものを熱してとかし、液状にしたりやわらかくしたりする。とらかす。「チーズを—・す」「鉄を—・す」 2 惑わして本心を失わせる。うっとりさせる。とらかす。「心を—・す...