かさ・む【嵩む】
[動マ五(四)] 1 体積・分量・数量が増える。「荷が—・む」「本代が—・む」 2 他に比べて程度が勝る。「(義経ハ)頼朝に—・みて見ゆ」〈盛衰記・四六〉 3 増長する。勢いに乗じる。「駿河義元...
かさ‐もち【傘持ち】
長柄の傘を持ち、貴人の行列などの供をした人。
かさもり‐いなり【笠森稲荷】
大阪府高槻市にある笠森(かさのもり)神社の通称。また、そこから勧請(かんじょう)された神社。江戸谷中にあったものが著名。瘡(かさ)(皮膚病)よけに利益があるとされた。
かさもり‐おせん【笠森お仙】
江戸谷中(やなか)、笠森稲荷(いなり)境内の水茶屋鍵屋の娘。明和(1764〜1772)のころ、浮世絵に描かれて評判となった美人。黙阿弥の「怪談月笠森」などにも戯曲化された。生没年未詳。
かさもり‐じ【笠森寺】
千葉県長生郡長南町にある天台宗の別格大本山。山号は大悲山。開創は延暦3年(784)、開山は伝教大師(最澄)と伝える。大岩の上に建てられた観音堂は日本唯一の四方懸造(かけづくり)で、国の重要文化財...
かさ‐や【傘屋/笠屋】
傘または笠を作ったり、売ったりする人。また、その店。
カーサ‐ロサーダ【La Casa Rosada】
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある大統領府の通称。スペイン語で「桃色の館」を意味する。市街中心部のモンセラート地区に位置し、五月広場に面する。イタリアの建築家の設計により、19世紀末に完成...
カサ‐ロマ【Casa Loma】
カナダ、オンタリオ州南東部の都市トロントにある邸宅。ナイアガラの滝の水力発電で財を成したペラット卿の私邸として、1914年に建造。中世ヨーロッパの城を思わせるネオゴシック様式の建物であり、図書室...
瘡(かさ)を掻(か)・く
皮膚病にかかる。特に、梅毒にかかる。「業平(なりひら)の—・かぬも不思議なり」〈柳多留・四〉
か‐さん【加算】
[名](スル) 1 ある数量に、さらに別の数量を加えて計算すること。合算。「元金に利子を—する」 2 足し算。寄せ算。⇔減算。