かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこう)謹言」などにあたる語。「あらあら—」 2 恐れ多いこと。もったいないこと。多...
かし‐こ【彼処】
[代]遠称の指示代名詞。 1 話し手・聞き手の両方から離れた場所をさす。あそこ。「どこも—も満員だ」「笑声嬉々として此処に起これば、歓呼怒罵乱れて—に湧く」〈独歩・忘れえぬ人々〉 2 話の中にあ...
かしこ・い【賢い/畏い/恐い】
[形][文]かしこ・し[ク] 1 (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「—・くて聞き分けのいい子供」 2 (賢い)抜け目がない。要領がいい。「あまり—・いやり方とはいえな...
かし‐こう【可視光】
「可視光線」に同じ。
かし‐こうせん【可視光線】
人間が肉眼で感じることのできる光線。波長が380〜770ナノメートル程度で、太陽光線や電気の光などがこれに含まれ、波長の長短によって赤から青紫まで色の感じ方が違ってくる。
かしこ‐がお【賢顔】
利口ぶった顔。得意そうな顔つき。「上になり下になり、ころびあふところに、—に上下寄って」〈平家・五〉
畏(かしこ)き辺(あた)り
恐れ多い場所。宮中・皇室などを婉曲にいう。
かしこく‐も【畏くも】
[副]申すも恐れ多いことに。おそれおおくも。もったいなくも。「—御見舞いを賜る」
かし‐こし【貸(し)越し】
1 一定の限度以上に貸すこと。⇔借り越し。 2 「当座貸越」の略。⇔借り越し。
かしこし‐げん【貸越限】
当座預金残高を超えて振り出された小切手に対して、銀行が支払うことを約した当座貸越の限度額のこと。