のき‐なみ【軒並(み)】
1 家が軒を連ねて並び建っていること。家並み。「宿場町の古い—」 2 並んでいる家の一軒一軒。家ごと。「刑事が—に聞いてまわる」 3 (副詞的に用いて)どこもかしこも。どれもこれも。「不況で企業...
にや・ける【若気る】
[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化》 1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「—・けたやつ」 2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、—・けてしま...
のり‐の‐みち【法の道】
仏の説いた道。仏道。「思はずよかしこき代々の—おろかなる身に伝ふべしとは」〈続千載・釈教〉
のたま・う【宣ふ/曰ふ】
[動ハ四]《動詞「の(宣)る」に「たま(給)う」の付いた「のりたまう」の音変化で、本来は、上位が下位に告げ知らせるの意》 1 「言う」の尊敬語。おっしゃる。「何くれと、いとあはれに多く—・ひて」...
の・る【宣る/告る】
[動ラ四]告げ知らせる。述べる。口に出して言う。「若(も)し海中(わたなか)を渡る時、な惶畏(かしこ)ませまつりそと—・りて」〈記・上〉 [補説]本来は、神や天皇が重大な事実を宣言する、また、み...
はな・る【離る】
[動ラ四]「離れる」に同じ。「大君の命恐(かしこ)み愛(うつく)しけ真子が手—・り島伝ひ行く」〈万・四四一四〉 [動ラ下二]「はな(離)れる」の文語形。
はっ
[感] 1 急に思いついたり、驚いたりしたときに発する語。あっ。「—、大変だ」 2 かしこまって応答するときに発する語。はい。「—、さようでございます」 3 相手の言葉が聞き取れず聞き返すときに...
はし‐ぢか・い【端近い】
[形][文]はしぢか・し[ク]家の中で出入り口に近い場所である。「部屋の—・くにかしこまる」
はい‐つくば・う【這い蹲う】
[動ワ五(ハ四)]よつんばいに伏す。這うようにしてかしこまる。平伏する。はいつくばる。「地面に—・う」
ほい‐とう【陪堂】
《「ほいどう」とも。「ほい(陪)」は唐音》 1 禅宗で、僧堂の外で食事のもてなし(陪食(ばいしょく))を受けること。また、その食べ物。 2 禅宗で、僧の飯米をつかさどること。また、その僧や飯米。...