い【畏】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]おそれる かしこし かしこまる 1 おじけづく。おびえる。「畏懼(いく)・畏縮・畏怖」 2 うやまい、かしこまる。「畏敬・畏友」
かしこ・む【畏む】
[動マ四] 1 恐れる。「海中(わたなか)を渡るとき、な—・ませまつりそ」〈記・上〉 2 恐れ多いと思う。かしこまる。「千代にも斯くしもがも—・みて仕へ奉らむ」〈推古紀・歌謡〉 3 謹んで承る。...
かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこう)謹言」などにあたる語。「あらあら—」 2 恐れ多いこと。もったいないこと。多...
は
[感] 1 かしこまって応答するときに用いる語。はっ。「—、承知いたしました」 2 ややかしこまって聞き返すときに用いる語。はあ。「—、なんとおっしゃいましたか」 3 大声で笑う声。あはは。「人...
はあ
[感] 1 ややかしこまって応答するとき、また、相手の言葉に同調するときに用いる語。「—、わかりました」「—、それは大変でしたね」 2 返答に困ったとき、また、相手の言葉に同調できかねるときに用...
けん【賢】
[常用漢字] [音]ケン(漢) [訓]かしこい さかしい 1 才知・人格がすぐれている。かしこい人。「賢愚・賢人・賢哲・賢母・賢明/諸賢・聖賢・先賢」 2 相手への敬意を表す語。「賢兄・賢察・賢...
かしく【恐/可祝/畏】
《「かしこ」の音変化》女性の手紙の末尾に用いるあいさつの語。かしこ。
めでたく‐かしく
[連語]相手をほめ、恐れつつしむの意で、女性の手紙の終わりに添える語。かしこ。めでたくかしこ。
アイ‐アイ‐サー【aye aye sir】
[感]《米国軍隊などでの上官への返事として》了解。かしこまりました。
われ‐かしこ【我賢】
[形動ナリ]自分だけがかしこそうにしているさま。「—にうちあざわらひて語るを」〈源・手習〉