あく‐せく【齷齪/偓促】
[副](スル)《「あくさく」の音変化》細かいことを気にして、落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、気持ちがせかせかするさま。「—(と)働く」「つまらないことに—する」
あこや‐の‐ことぜめ【阿古屋の琴責】
浄瑠璃「壇浦兜軍記」の三段目口(くち)の通称。平景清の行方を探す鎌倉方の畠山重忠が遊女の阿古屋に琴・三味線・胡弓(こきゅう)を弾かせ、その音色が乱れていないことから、うそをついていないことを知る...
あし‐かし【足枷】
《「あしがし」とも》「あしかせ」に同じ。「手かし—に入れられたと」〈史記抄・李斯伝〉
あし‐かせ【足枷】
《「あしがせ」とも》 1 2枚の厚い板に足首大の半円をあけ、前後から罪人の足をはさんで、足の自由を束縛する刑具。あしかし。→手かせ 2 自由な行動を妨げるもの。足手まといになるもの。「家族が行動...
足(あし)を取(と)ら◦れる
1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに—◦れる」 2 交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため—◦れる」
頭(あたま)を搾(しぼ)・る
できる限り頭を働かせて考える。知恵をしぼる。「新商品のネーミングに—・る」
あっと言(い)わ・せる
人の意表を突いて驚かせる。目をみはらせる。「世界を—・せた大発見」
あぶな‐え【危な絵】
浮世絵美人画の一。女性の日常的な入浴・納涼などの場面を描いて、肌をのぞかせ、色気を漂わせたきわどい絵。
油(あぶら)を注(そそ)・ぐ
《火に油を注げば火勢が強くなることから》感情や行動などをさらに勢いづかせる。
アベレージ‐ヒッター【average hitter】
1 野球で、コンスタントに平均以上の打率をかせぐ打者。 2 一般に、グループの中で平均以上の水準に達している人。